Apple Watchはこの秋リリースされるWatch OS2によって進化します。しかしまだまだできることは限られ、ユーザーが常に見る文字盤を自由にカスタマイズすることもできません。その辺りもApple Watchの販売数を押し下げる要因になっている気もします。
Watch OS2ではApple Watch内の写真を壁紙に設定できるようになるようですが、それでも自由度は低いままです。このままだとあまり面白くならないなぁと思っていたのですが、Apple Watchの時計を自由にいじれるように改造した動画が公開されています。カスタマイズされた文字盤自体はそれほどかっこいいものではありませんが、ユーザーが自由に設定できるという事実が大事です。
After some haxx... Custom watch faces on Apple Watch!
Watch face source code is on GitHub:
https://t.co/7ZvOz8nK34 pic.twitter.com/nQGJKlp6kt
— Hamza Sood (@hamzasood) 2015, 8月 18
もう、いっそのことApple Watchはユーザー側にカスタマイズの権限を委譲してしまえば面白いかもしれません。盤面のカスタマイズパターンをApp Storeで配信するのも面白いかもしれません。
Apple Watchに少し行き詰っている感が出ているのは確かでしょう。またその行き詰まりを解消する「何か」が見当たらないのも事実です。そんな状況だからこそ、Apple Watchの自由度が上がれば、誰も想像しなかった面白い方向に進化していくきっかけになるかもしれません。