高級紙って言い方はあまり好きではありませんが、世界各国にはその国の言論をリードする新聞社が存在します。それら新聞社は「紙」だけでなく、iOSやAndoroid端末向けにアプリを開発し、またWebサイトもタブレットで見やすい構成にするなどで時代に対応しています。
そしてAppleもiPadを販売している国々で、その国の新聞がiPadのRetinaディスプレイで読めることをウリにしています。
日本のAppleのサイト(iPadの紹介ページ)では日経新聞のサイトがiPadの画面に映し出されています。アメリカではワシントンポスト、ドイツではシュピーゲル、フランスではルモンド、イギリスではガーディアン、韓国は朝鮮日報になっています。それぞれその国を代表する新聞ということでしょう。
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左から英、日、独、仏のサイトです |
ただ、中国はFinancial Timesの中国語サイトになっていて、ちょっとした政治的な背景も見え隠れします。ちなみに主要国以外はアメリカのワシントンポストが画面に映っています。逆に考えれば、この画面がローカライズされている国はApple製品の主要な販売国となっているのかもしれません。
https://ipad-has-come.blogspot.com/2013/03/apple_30.htmlAppleのサイトで分かる、各国のクオリティーペーパー