2016年5月20日金曜日

ふーてんのiPadは移転しました

思い立ったが吉日。ブログを移転しました。

新アドレスは→http://hu-ten.com

です。

別に新しいブログでもiPadやApple、iPhoneのことについてあれこれ妄想するだけで、新しいことをするわけではありませんが、利便性などを考慮して移転しました。当面このブログは存続しますが、新しい記事は新ブログで更新します。古い記事も一定数は移転済みです。

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「Appleは便利なアプリの機能をまた盗むのか」と海外でも批判

Appleは次期OS XでMacのロック解除をiPhoneやiPadのTouch IDで可能にする機能を盛り込むとの情報が出てきました。すでにサードパーティー製のアプリで実装されている機能で、多くの人がアプリを購入して便利に使っている機能です。


確かに便利になるのだが


Appleは写真修正アプリの機能を自社の「写真」アプリに組み込み、またEvernoteのようなクリップ機能をメモアプリに組み込むなど、他社が成功させたアプリの機能を自社のアプリに取り込むことが多くあります。


これ自体はユーザーにとっては便利になることなのかもしれませんが、アプリの開発者にとっては大きな打撃になります。それまで数百円で販売していたアプリが突然タダでAppleから提供されれば、太刀打ちすることは不可能です。

こうしたアプリ機能の「盗用」があるたびに批判されてきましたが、Touch IDでのMacのロック解除も同じ道を歩むのでしょうか。海外でも「また盗むのか」と批判記事が出ています( Apple is stealing another great feature from developers for the next OS X)。

Touch IDでロック解除は非常に便利


僕もBluetooth4.0に対応したMacBookを購入してすぐに、このロック解除アプリを買いました。非常に便利です。確かにバックグラウンドでiPhoneアプリを常駐させる必要がる部分は改善の余地があるかもしれませんが便利です。


おそらくAppleがOS XとiOS10に組み込むとすればバックグラウンドでの処理をスマートにするのでしょう。そうなれば有料アプリである「MacID」は機能面でもAppleの提供するものに劣ってしまい、アプリ販売は大きく落ち込むでしょう。

便利なアプリを提供できても、それを根こそぎAppleに持って行かれたのではアプリ開発者は報われません。どうにかならないものなのでしょうか。

MacID - Kane Cheshire
App Storeへのリンク
記事執筆時点で480円



2016年5月19日木曜日

Googleのビデオ通話アプリ「Duo」の「Knock Knock」機能は面白そう

Googleが新しいビデオ通話アプリ「Duo」を発表しました。アプリのリリースは夏になるとみられていますが、MicrosoftのSkypeやAppleのFacetimeLine通話に対抗するアプリになるのでしょう。


回線が貧弱でも機能


Duoの特徴として紹介されているので気になるのが貧弱な回線でも機能するという点です。Facetimeはビデオ通話を使う場合、HD画質なら上下1Mbps、画質を下げれば最低128kbpsが必要とされています。Duoはこれ以下の通信回線でも利用可能ということになるのでしょう。


日本で128kbps以下のモバイル回線といえば、通信速度規制された状況やMVNOの回線に該当します。それでもビデオ通話が問題なく利用できるとすれば利便性はかなり向上しそうです。それ以外にも海外の貧弱な通信環境でもビデオ通話が利用できるのもメリットになりそうです。

Knock Knock機能も面白そう


そしてもう一つ、Facetimeにない機能として、呼び出し中にすでに発信側のビデオ画像が着信画面に表示されるKnock Knockが面白そうです。Facetimeは着信画面に登録している写真が表示されるだけですが、Knock Knockの方が便利だと思います。


Duoがリリースされれば是非使ってみたいのですが、こういうアプリは普及度が命です。どれだけのユーザーがこのアプリをダウンロードするのか、ダウンロードする人が少なければ機能がいくら便利でも使えないアプリになってしまいます。日本でも普及するか、夏以降のGoogleのキャンペーン次第といったところかもしれません。