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2015年6月10日水曜日

Apple Musicの次はApple Bookだ!

Appleの音楽サービスは進化します。新しく始まるApple Musicは月々9.99ドルでiTunes内にある曲が聴き放題になるサービスです。もうCDを買う、借りる、音楽をダウンロードする、そんな時代ではなくなるのかもしれません。Apple Music(もしくは同等のサービス)が普及することで確実に音楽の楽しみ方は変わります。

この楽しみ方、次は本にも波及させてもらいたいです。現在のiBooksはAmazonのKindleに比べてイマイチの状態です。またKindleではすでに米国などで「Kindle Unlimited」が提供され、月額料金9.99ドルで一部書籍が読み放題となっており、サービス面でもiBooksをリードしています。


ここでAppleにはApple Musicのように月額料金を払えばiBooks Sotre内の本が読み放題になる「Apple Book」を提供して起死回生を狙ってもらいたいところです。サービスの月額料金は2,000円程度なら大歓迎です。

Apple Music(などの月額料金型の音楽配信)で消費者の意識は大きく変わると考えられます。月額料金を支払うことで楽曲を購入しようか、しないかを迷うストレスから解放されます。ここは重要なポイントで、コンテンツを購入する際に「迷わない」という風潮が根付けば、本にもいずれ月額料金制の時代がくると思っています。

2014年6月22日日曜日

Kindle本6月30日まで夏のバーゲンセールを実施中

Kindleの電子書籍はよくセールをします。セール中に買わないと損って気もするくらい頻繁にやっていますが、今も6月30日までの期間限定で200タイトル以上の電子書籍が割引価格で購入できる「Kindle本 夏のバーゲンセール 」を実施しています。

Kindle本 夏のバーゲンセール
だいたい500円以内の本が多く揃えられていて、文庫本で買うよりもずっと安い値段になっています。200タイトル以上あるので、一つくらいは自分の好きな本も混じっていると思います。まだまだ電子書籍は広く普及しているとは言えない状況ですが、Amazonはこうしたセールを通して利用者を拡大しようとしているのでしょう。

僕としては本棚を占領する紙の本よりもKindle本の方が扱いやすくて好きです。iPadで読んでいるのですが、読んでいない本はAmazonのクラウド上に格納されるので容量を気にする必要もありません。

他の電子書籍サービスではサービス停止後に購入したコンテンツにアクセスできなくなるトラブルもあるようですが、Amazonでは今のところサービス停止はあまり考えられません。僕の中ではかなりのスピードで紙の本から電子書籍へと移行しています。

2014年5月17日土曜日

「アナと雪の女王」の原作本、Amazonで無料配信中

大ヒット映画になった「アナと雪の女王」ですが、その原作「雪の女王 七つのお話でできているおとぎ物語(Kindle版)」がAmazonで無料で配信されています。ただ「アナと雪の女王」ではアンデルセンの原作から大きくストーリーに変更が加えられています。なのでまだ映画をまだ見ていないって人もこの本を読んでもネタバレにはなりません。一方で映画をもう見た人にとっては、ディズニーが原作をどのように消化したのか、興味深く読めるかもしれません。


0円で配信される有名な小説は既に著作権の期限が切れた作品です。Kindleでは国内外の作品がたくさん0円で配信されています。島崎藤村夏目漱石中島敦森鴎外芥川龍之介 、カフカコナンドイルなど、国語の教科書に載っているような作家の作品は大体0円で作品が読めるようになっています。


iPadが発売された直後、青空文庫が話題になりましたが、著作権切れの作品を無料で配信するという仕組みは同じです。文豪と呼ばれる作家の作品でも案外、読み漏らしているものが多くあります。そういう作品を0円で読めるのはかなりありがたいです。逆にお金を払って読むのがバカバカしくなってしまいます。

2014年5月13日火曜日

Kindle本のポイント還元セール ポイント付与は書籍流通にも影響大

この前のブログの記事(Amazonに反抗する出版社、Amazonを利用する出版社)で、Amazonの書籍販売に対するポイント付与に反発した中小出版社がAmazonに商品を納入するのを拒否したという出来事に触れました。しかしAmazonはこの措置に全く影響を受けずに事業を続けています。

現在Kindle本に対して「ポイント還元セール」が実施されています。もちろん紙の書籍ではないので再販制度による縛りはありません。なので割引は販売者(配信者)の裁量に委ねられています。そのためKindle本は紙の書籍に比べて10%程安くなっていることが多く、さらにこのセールで10%から30%のポイントが付いて、次の購入からそのポイントが使えるようになっています。


キャンペーン対象商品は2万点を超えていて人気コミックの「進撃の巨人」も対象となっています。同タイトルのKindle版は紙の書籍よりも安く設定されている上に、10〜30%のポイント還元が実施されています。また人気の小説シリーズ(百舌シリーズ)やドラマの原作となった本(新装版 銀行総務特命)などもラインナップされていて、Kindleの裾野を広げるキャンペーンという位置づけに見えます。

もう、なし崩し的に書籍(というか電子書籍)の販売は割引合戦、価格競争に突入しているのでしょう。紙の書籍にこだわらないなら、キャンペーンなどの利用で入手価格はかなり手頃になってきています。閲覧もKindle Fire HDだけでなく、iPad, iPhone, Android端末で可能であり、既に国内に閲覧可能端末は数千万台レベルで普及しています。もう電子書籍への流れは今までにないほど加速し始めています。

この流れを受けて、書籍の流通制度は大きな変更を強いられるのは確実です。前出の中小出版社も含めて、出版社はどの段階で電子書籍に乗り換えるか、判断を迫られる日がそう遠くない将来に訪れます。その時、再販制度の長所、短所が白日の下に晒されることになりそうです。

2014年5月10日土曜日

Amazonに反抗する出版社、Amazonを利用する出版社

Amazonが日本の出版業界に与えた影響は大き過ぎたのかもしれません。日本独特の出版流通制度がAmazonの存在と相容れないことが根本にあります。先日のニュースに「中小出版社 アマゾン出荷停止」というのがあり、中小出版社にとって再販制度の維持は死活問題であり、それに挑戦するAmazonの存在は許しがたいものになっているのでしょう。

一方でAmazonを利用して作品を大量に販売している出版社もあります。出版大手のKADOKAW(角川書店)は実際の書籍の販売だけでなくKindleストアで電子書籍のセールを頻繁に開催しています。今でも「オール カドカワ ゴールデンウィークセール」として131タイトルのKindle本が200円〜500円程度の価格設定で販売されています。


この対応の違いの背景はやはりインターネット通販、電子書籍への対応が出来る出版社、出来ない出版社の差なのでしょう。もちろん出版社側がネット通販に対応し、また電子書籍を作るのは簡単です。しかしその出版社が得意とする分野の読者がネットを利用していて、さらに電子書籍の購入・閲覧に慣れいてるかが問題になります。

カドカワ作品の読者には若者も多く、ネット通販を使い慣れ、更に言えばKindle端末、iPhone, iPad, Android端末を使いこなす読者も多くいます。また作品は娯楽、教養分野のものが多く通販や電子書籍との相性も良くなっています。一方でAmazonに反抗した出版社の作品は環境問題や教育、芸術関連の書籍が中心であり、ネット通販や電子書籍に馴染みにくい種類のものです。結果としてAmazonと対決する道をえらばらざるを得なかったのでしょう。

しかし時代の流れは電子書籍、ネット通販にあります。おそらく時代の流れを味方につけたAmazonはこの中小出版社の意向を無視し、今後も変わらず営業していくでしょう。それでも大多数の読者に影響はないと思います。

ただ再販制度のメリットである書籍の多様性は一時的に失われるかもしれません。この問題は更に電子書籍が普及すれば解決されそうですが、それには制作者側の対応だけでなく、読書側の対応も必要です。書籍の多様性を守るなら出版社は書店ルートの販売を諦めて、電子書籍化を急ぐしかなさそうですが、読者側も本棚に蔵書を並べる習慣を諦める必要が出てきそうです。今回の出荷停止は電子化へと動く過渡期の現象と言っていいかもしれません。

2014年5月4日日曜日

Kindle電子書籍 ゴールデンウィークセールはあと2日

Kindleの電子書籍が半額以下で買える「ゴールデンウィークセール」が実施されています。164タイトルとそれほど品揃えは多くありませんが、少し前に話題になった作品が多く揃えられています。


ゴールデンウィークも後半戦に突入し、そろそろ休み疲れが出てきた感じです。そんな時はiPadで電子書籍も悪くありません。僕もKindleで積んどいた本を消化しています。明日から2日間はもうほとんど予定もないので、あと3作品くらいは読みたいです。セールの対象作品からも1つか2つ読んでみようと思います。

ゴールデンウィークセールは5月6日までなので、読みたいタイトルがある人は早めにダウンロードした方がいいかもしれません。

ちなみに、家で電子書籍を読むときはiPad Retinaモデルで読んでいるのですが、やっぱりRetinaディスプレイと電子書籍の相性は抜群です。液晶画面を見ているという感覚はなく、紙の本の活字を読んでる感覚で読み進められます。しかし、やっぱり重いです。電子書籍用に本格的に使うならiPad Airが欲しくなってしまいます。

タブレットに関して言えば、軽いは正義です。そう考えるとKindle Fire HDも電子書籍端末としての完成度は高いのかもしれません。



上の動画はAmazonが作った動画です。iPad Airに比べて軽くて液晶がキレイで安いKinldeということが言いたいようです。でも僕はiPad Airの方が欲しいです。


2014年4月28日月曜日

KIndle ゴールデンウィークセール開催中 連休は読書に最適

AmazonがKindle本のセールを開催しています。iPadやiPhoneでもアプリ経由で楽しめるのでKindleを持っていない人でもKindleの電子書籍サービスを楽しむことが出来ます。今回セールになっているのは全164タイトルで、少し前に話題になった書籍ですが通常の半額以下で買えるようになっています。期間は5月6日までで、安いタイトルだと100円以下でも購入できるものがあります。


今年のゴールデンウィークは前半が飛び石で、しかも天気もあまりよくないので読書でもしながら家でゆっくりするのもいいかもしれません。僕も前半は予定を入れられなかったので、Huluの月額課金を再開(自動継続は多分しませんが)して映画をいっぱい見て、さらににこのセールで電子書籍を何冊か読もうかと思っています。

ゴールデンウィークに合わせてくれたので、結構利用できそうなセールだと思います。iPad + Kindleで電子書籍、Apple TV + Huluで映画。安あがりな休日を過ごせそうです。本当はどこか遠出したかったのですが、予定が上手く噛み合なかったってのもありますが、こういう休日も悪くないかもしれません。

Kindle本 ゴールデンウィーク セール

2014年1月8日水曜日

コンテンツ配信でも脱落組がチラホラ

この年末年始、電子書籍サービスと音楽配信サービスの終了が相次いで発表されています。終了を発表したサービスはコンビニのローソンが運営する「エルパカBOOKS(電子書籍配信)」とソフトバンクが自社ユーザー向けに提供していた「SoftBank MUSIC BOX(音楽配信)」です。それぞれ小さな企業が運営するものではなく、いよいよ生き残りが厳しくなってきたことを示唆していると思います。


それぞれ電子書籍も音楽配信もこれまで破竹の勢いで市場を拡大させてきたサービスですが、やはり利用者を集められなかったサービスから脱落していくのでしょう。両サービスともiPhoneやiPadには対応しておらず、Androidのみでのサービスだったことを考えると利用者集めにも苦労していたのではないでしょうか。

確かにコンテンツ配信はいろんなサービスを利用するより、サービスを一つに絞った方が効率がよくなります。そのためより品揃えのいいサービスに利用者が集中する傾向が強くなっています。中小サービスには厳しい環境となっており、大企業が運営するサービスでもこれから脱落が相次ぐのではないでしょうか。

僕自身は楽天のKoboがどこまで粘るかに注目しています。

2013年12月24日火曜日

携帯電話に課税? 発想が安易すぎる

日本政府は税収不足の解消を目指して携帯電話に課税することを検討しているようです(次は「携帯電話課税」か…消費税10%だけでない、財務省がもくろむ新たな「増税ネタ」)。本当かどうかわかりませんが、月300円程度の税額で過去に検討されたこともあるようです。税収不足解消は日本にとって急務ですが、この課税対象の選び方がなんとも古くささを感じざるを得ません。

産経の記事(内容は飛ばし気味ではあります)
成長分野だから課税しよう、ではなく成長分野だから減税しようという発想になって欲しいものです。スマートフォンが普及したとはいえ、依然として従来型携帯端末を使っている人も多くいます。その利用者の移行を妨げている最大の要因は「スマホは月額料金が高い」です。この月額料金を引き下げる方向で政府が動けば、スマートフォンはさらに普及し、それに伴い周辺産業も発展して、雇用も増えるでしょう。結果的には税収が増える可能性もあります。

また同記事内で海外企業からの電子コンテンツ購入に課税できないかの検討もされていると書かれています。どうやらApp Storeでのアプリ購入やAmazon Kindleストアでの電子書籍購入などは消費税を取れないみたいです。この課税漏れが247億円にも達するようで、ここの穴を塞ぐ動きもあると書かれています。徴税側の貪欲さには頭が下がります。

iPhone, iPadの大ヒットが日本の貿易収支にも影響していると言われていますが、スマートフォンやタブレットの普及が経済や財政にも影響を及ぼしているのは興味深いです。

2013年12月22日日曜日

Kindle fire HDX7 22日23時59分までの注文で5000円引き、さらに「お急ぎ便」無料

Amazonがクリスマス直前のセールを行なっています。最新のAmazonのタブレット「Kindle Fire HDX7(16GB)」が今日中(12月22日)の注文で定価24,800円から5,000円引きの19,800円になります(他の容量も5,000円引きです)。しかもAmazonの有料サービス「お急ぎ便」も無料で利用でき、関東地方などでは明日中に届けてもらうことも可能です。


iPadよりかなり安く、さらに軽く、液晶も綺麗なKindle Fire HDXを安く買うならなかなかのチャンスです。クリスマスプレゼントにiPadは少し高価だけど、、、と躊躇している人にもピッタリかもしれません。

Appleもこんなタイムセールをしてくれればいいのですが、やはりAppleのブランドイメージ重視の販売戦略からは難しいのでしょう。僕としてはKindle Paperwhiteでこのセールをやってくれれば、触手が動いたと思います。


Kindle Fire HDX 7 16GB タブレット
Amazonへのリンク

2013年12月1日日曜日

iBookstoreとKindleストアのランキングの違いは鮮明

日本でiBookstoreのサービスが始まったのが2013年3月ですが、徐々にストアの傾向が見えてきています。またiBookstoreより先にサービスインしたKindleストアでの人気商品の違いも面白いです。

端的に言うとiBookstoreの人気商品はコミックスです。一方でKindleストアでは小説や実用書がランキングで上位に入っています。

iBookstoreのランキング
Kindleストアのランキング
この差はどこから来るのでしょうか。やはりKindleは本が読みたくてKindleを購入した人が主要な顧客になります。本好きの人が購入する端末で、本好きの人が購入する電子書籍がランクインしているのでしょう。

一方でiPhoneを電子書籍のために買う人はあまりいないでしょう。本好き、本嫌いに関わらず、満遍なく普及している端末ではやはり大勢の人に人気のあるコミックスがランキングの上位を占めるのも納得です。

このままiBookstoreはコミックスに重点を置いてもらって、Kindleは小説やノンフィクション、実用書、エッセイなどに注力してもらえれば、それぞれの特色になって面白いかなと思います。因に僕はiOS端末でKindleアプリを使っています。iBooksはiBooks Authorで作った自作の電子書籍閲覧アプリになっています。

Kindle - AMZN Mobile LLC
App Storeへのリンク、無料


2013年11月18日月曜日

1日30分だけ無料の電子書籍「サラリーマン金太郎」読了

新しいタイプの電子書籍としてこのブログでも紹介した「サラリーマン金太郎(全30巻)」をようやく読了しました。11月3日にiPhoneにアプリをダウンロードしたので、全167話を15日かけて読んだ計算になります。

一日30分までは無料で読み進められるので、課金せずに読むとするとこれだけの日にちが必要でした。当初は10日くらいで読めるかなと思ってたのですが、昔に読んだことのある部分を過ぎるとペースが落ちてしまい、また読まない日もあったので15日かかりました。


何度か、いい場面で30分を向かえてしまい、課金へと心が揺れましたが、そこはグッと我慢してなんとか無課金を通せました。ただこのアプリ、利用可能が今年中のようで、そろそろダウンロードして読み始めないと、無料だと最後まで読めない危険性も出てきます。

ストーリー自体は痛快立志伝って感じで、深く考えずに楽しめます。

全巻無料!サラリーマン金太郎(全30巻)
~無料マンガ - makoto okamura
期間限定12月31日までの限定アプリ
課金してもそれ以降は閲覧できません


2013年10月26日土曜日

iPad miniのRetina搭載で電子書籍はさらに快適に

iPad miniにRetinaディスプレイが搭載され、326ppiという超高密度の液晶画面となりました。iPhone5sと同様の密度なので、ドットが目視できるレベルではなくなったと思います。この恩恵を受けるのが写真アプリや電子書籍でしょう。特に電子書籍では活字が印刷レベルの滑らかさで表示されることになります。

ぼくは電子書籍をAmazon KindleのiOSアプリで楽しんでいるのですが、やはりRetinaディスプレイの方が活字は読みやすいです。下の写真はiPad2とiPad(3rd)の電子書籍の画面の比較です。ぱっと見でわかるほどの違いがあります。iPad(3rd)のRetinaよりもさらに高密度になったiPad miniはもっと見やすいのではないかと想像します。

左がiPad(3rd)、右がiPad2でKindleの表示
実際はもっと違いがあります
読みやすいディスプレイと軽くて持ち運びしやすい本体、iPad miniは電子書籍メディアとしてさらに一歩進化したと思います。


Kindle
無料アプリ
iTunesへのリンク


Kindleアプリは同一のAmazon IDでログインすることで、購入した電子書籍をiPhoneやiPadなど複数のディバイスで閲覧できます。なので家ではiPad、通勤時はiPhoneという風に使い分けできて、どこまで読んだかも自動で同期されます。かなり便利なので重宝しています。

2013年7月11日木曜日

少し前に話題になった分厚い本がKindleに登場

分厚い本を読む時こそ電子書籍の威力が発揮される、常々そういってきました。実際、薄くて軽い本なら紙の書籍をあまり迷わず買いますが、分厚い本になるとまず電子書籍版(Kindle版)を探します。

そして、上下巻合わせて900ページほどあり、Kindle版がなくて諦めていた本「銃・病原菌・鉄 上巻 」「銃・病原菌・鉄 下巻 」(ともにAmamzonへのリンク)が、7月12日にKindleで配信を開始します。もちろんKindle端末だけでなくiPadやiPhoneにKindleアプリを入れると読めるようになります。家ではiPadで、移動中はiPhoneで、と使い分けられるのも便利です。

ちなみにKindleの電子書籍が「予約」できることを初めて知りました。そして予約購入しておけば当日、自動で配信されるようです。面白いシステムです。


この本、「識者が選ぶ朝日新聞“ゼロ年代の50冊”(2000年から2009年の10年間に刊行された本)堂々の第1位」ですって。電子書籍の価格は単行本の半額以下、文庫本より少し安い程度となっています。読みたかった本なので買ってみようと思います。

2013年3月23日土曜日

iBookstoreはマンガ屋さんみたいになってきた

iBookstoreが開始されてしばらくたちます。時間が経過したことでランキングもiBookstoreらしさが出てきたかもしれませんん。上位には100円や150円の本が多くなっていて、気軽に読める本が多いる印象です。

上位は安くて気軽に読める本
やっぱり安い本がたくさん売れる傾向があるようで、内容も含めてiPadでの読書は気軽にって雰囲気です。

そしてランキングを少し下がってみていくと、もうマンガばっかりになります。マンガの品揃えが豊富なことを反映しているのでしょう。iBookstoreの裾野はマンガが支えていると言っても過言ではなさそうです。

下位はマンガが多くなっています
安い本がランクインしやすいのはKindleでも同様ですが、マンガが大量にランクインするのはiBookstoreの特徴だといっていいでしょう。iPhoneやiPadの顧客層に合わせる形でiBookstoreの方向性が少し出てきたのかもしれません。

2013年3月21日木曜日

マンガ大賞2013受賞作、iBookstoreにはなくKindleストアにはある

iBookstoreのサービス開始で何かとKindleと比較しているのですが、品揃えの面ではまだKindleが優位を保っているのかもしれません。人気マンガを多く揃えているiBookstoreですが、本日発表された「マンガ大賞2013(PDFへのリンク)」の大賞受賞作「海街 diary」はラインナップされていません。

一方でKindleでは3作品ともラインナップされています。


本は本屋、ということなのでしょうか。まだAppleは日本の電子書籍事業に深く入り込めていない印象です。ディバイスで優位に立つApple、品揃えでリードするKindle、両社の競争はこれから面白くなってきそうです。



海街diary 1
蝉時雨のやむ頃 (flowers コミックス)
(AmazonのKindle版へのリンク)

ちなみに紙の本よりも110円安くなっています。これもKindle版の大きなメリットだと思います。

2013年3月18日月曜日

iBookstore を300円以下(ほとんどが100円)で楽しむ

(iBookstoreへのリンク)
iPbookstoreには「300円以下のベストセラー(iBookstoreへのリンク)」というカテゴリーが設定されています。その名の通り、300円以下の電子書籍の売れ筋が並べられているのですが、ここのベストセラーの殆どが100円です。

100円だからといって駄作ばっかりという訳ではなく、有名作家の小説もラインナップされています。

主なラインナップ(もっとあります)
AppleとしてはまずiBooksを体験してもらうことから始める、そんな一環としてこのカテゴリーを設定しているのでしょう。読みたい本が安いのはいいことです。試してみるのも悪くないかもしれません。

2013年3月15日金曜日

午後、待ち時間にiPadを充電+Kindleで読書

今日の午後は仕事の待ち時間になってしまいました。なので喫茶店でKindle本でも読もうかと思ったのですが、あいにくiPadの電池があまりありませんでした。なのでMacBookで充電しつつ、Kindleで読書です。MacBook ProのUSBからiPadに充電しているのですが、結構早くチャージされます。

iPad2では文字は多少ぼやけますが、読みにくい範囲ではありません

待ち時間、「古事記 増補新版 (学研M文庫) 」を読んでいます。古事記は物語として面白いというよりも教養として知っておいた方がいいって知識が得られます。読み慣れない感じが多くて読むスピードが上がりませんが、ゆっくり読んでいます。

ちなみに仕事で使っているiPad2はRetinaではないので、少し文字がぼやけます。気にしなければ気になりませんが、自宅のiPad(3rd)に比べると物足りない画面なのは確かです。読みにくくはありません。

電子書籍はRetinaがベスト iPad mini Retinaが待ち遠しい

ほんの少しの違いが快適さには決定的な違いになることはよくあります。iPad RetianモデルとiPad miniの解像度の違いもその一つです。双方の鮮明さの違いは一目瞭然ですが、それほど気になるほどiPad2の解像度が低いということはありません。

でも、Retinaモデルを使ってるうちにiPad2の解像度は物足りないと感じるようになります。特に電子書籍を読むならRetinaがベストです。ぼやけた文字を読むのも苦痛ではありません。しかしぼやけてない文字を読むのは凄く楽です。「苦痛ではない」と「楽」の差は大きいです。

AppleのiPad紹介ページでRetinaと非Retinaを比べています。


実感としても本当にこんな感じです。Retinaディスプレイで電子書籍を読むと、紙に印刷された活字のように鮮明に読めます。iPad2やiPad miniとは比べ物になりません。なので電子書籍メインでiPad miniを考えている人はRetinaモデルが出るのを待った方がいいかもしれません。

2013年3月12日火曜日

晴れた日に公園で電子書籍、そんな状況に弱いiPad

暖かくなってきて、晴れた日は公園で電子書籍を読むなんていいですねー。花粉さえ無ければ僕も昼休みは外で読書したい気分です。でも明るい屋外でiPadの画面は予想以上に見にくく、そこを差別化の一つと考えるKindleは下のような広告を出しています。

地下鉄赤坂見附駅構内のポスター
やっぱり電子インク端末のKindle Paperwhiteの視認性は抜群です。応答速度の遅さや白黒という欠点はありますが、そこは電子書籍専用と割り切れば受忍できます。電子書籍市場が活発になるのは確実で、その中で電子書籍専用端末として一歩リードしているのがKindle Paperwhiteなのかもしれません。