現時点では英語メディアが対象
このツールの一般開放のニュースを聞いて、Publisher登録に興味を持ったブロガーもたくさんいるはずです。昨年Publisher登録した僕の経験から、登録までの流れを紹介します。
昨年のWWDCでNewsアプリが発表され、早速登録しようと思ったものの、英語メディアだけが対象とのことでした。なので元々英語(機械翻訳を微修正するレベル)で細々と書いていたブログをニュースブログっぽくして登録申請しました。記事数は30記事程度の小さなブログです。なお登録メディアは英語と日本語、双方を併記することも禁止されています。
申請しても音沙汰なし
「Publishing with Apple News Format」から申請(Mac、PCからのみ可能)できます。説明などは全て英語ですが、住所などは日本のもので大丈夫です。
全て記入して送信ボタンを押した直後に「興味を持ってくれてありがとう、審査してできるだけ早く返答します」とメールが来ましたが、その後約1ヶ月放置でした。ようやく1ヶ月後に来たメールは「申し訳ございません、現時点であなたのメディアを配信する準備ができていません。準備ができればこちらから連絡します」と書かれていて、体よく断られた感じです。
しかしそれから1ヶ月後、もう一度メールが来て「審査したんだけど、申請フォーマットにあるRSSが機能していない」と言われました。早速修正して再申請すると、今度は3週間待たされて「おめでとう!登録されました。コンテンツはNewsアプリに配信されます」とあり、ようやく登録完了となりました。
審査では自動で処理されるのではなく、人が直接ブログを確認しに来ている感じでした。ただ機械翻訳の小さなブログでも登録されたことを考えると、それほど厳しい審査があったとは思えません。要件さえ満たしていれば比較的簡単に審査はパスできるのではないでしょうか。
ANFの利用にも審査あり
そして今回、すべての機能を使えるANFの利用開始に際して、再び審査を受けています。広告配信に耐えうるコンテンツかどうかの審査なのかもしれません。下の表にもあるように、ANFが使えればできることは一気に広がります。ぜひ審査をパスしたいのですが、どうでしょうか。
もし審査に落ちたとしてもRSSでの配信は可能です。ちなみに記事内に広告を掲載するにはディベロッパー登録が必要で年間11,800円が必要です。また今から登録する人は登録審査とANF利用審査を一度に受けられるっぽい感じです。僕の今回のANF利用申請も時間がかかってしまうのかなぁって感じで気長に待ちます。
【追記】ANF利用申請からちょうど3日目、Appleからメールで申請が通った旨のメールが来ました。今回は早かった。
アクセス解析も使えるようになっているのですが、現時点では非常に初歩的な統計しか見ることはできません。