iPhone5が発売された直後からauは2.1GHzのLTEを開始しましたが、エリアの狭さや「パケ詰まり」などで苦戦を続けていました。その不利を跳ね返すため、エリア整備は急ピッチで実施され、時には一月で2,000ヶ所も整備する時期もありました。
2014年に入ってからもそれほどペースが落ちることはなかったのですが、ここ3ヶ月の整備数は1,000ヶ所に満たない状況が続いています。さすがにペースが落ちてきたのでしょうか。auによれば、すでに2.1GHz LTEも実人口カバー率で92%に達したとしています。ここからのカバー率向上は非常に困難にるのが一般的であり、ソフトバンクのカバー率もこの辺りでカバー率は足踏み状態です。
今のauの作業はVoLTE対応のためにLTEのエリア内での「穴」を塞ぐことに移っているのかもしれません。こちらもかなり地道で時間のかかる作業です。