総務省の免許更新のたびに期待しているソフトバンクのプラチナLTEの広がりですが、先日更新された9月13日時点の情報でも、状況に変化はありません。
13日時点でプラチナLTEとして10MHz幅でサービスを実施しているのは沖縄県名護市の3局のみです。当初の予定にはなかった5MHz幅でのサービスは名護市、糸満市、うるま市、南城市、八重瀬町で展開されていますが、やはり沖縄以外での免許が確認できない状況です。
当初は4月にも開始し、順次全国へとプラチナLTEを広げるとしていたソフトバンクでしたが、すこし風呂敷を広げすぎた感はあります。移行が順調にいっていないようで、iPhone6/6 Plus発売日のインタビューでも、まだ少し既存利用者がいると答えていました。本格的にエリアの拡大が始まるのは来年に入ってからなのでしょうか。
仮に来年にエリア拡大が始まっても、今のKDDIのプラチナLTEに追いつくまでには数年かかる気もします。ただ名護市ではプラチナLTEと従来の2.1GHz帯のLTEでキャリアアグリゲーションを行っているとソフトバンクは答えています。プラチナLTEの拡大とともにCAが利用できるようになるなら、エリア拡大と同時に利用者の通信の快適さが向上することは間違い無いでしょう。