2013年11月25日月曜日

SIMフリー版と格安SIMの組み合わせはiPhoneの魅力を半減させる

SIMフリー版iPhone5s/5cが発売されて、ずっとこの活用方法を考えていますが、やはり費用面でのデメリットが大きい印象です。その欠点を補う存在として注目を集めているのが格安SIMです。月額1000円〜2000円で低速データ通信(多くが200kbps程度)が可能で、一部には通話も出来るプランがあります。

しかし、iPhoneをメインに使ってる僕からするとこの通信速度はかなり不満です。LTEで動画も観ればFaceTimeも使うし、テザリングもします。それぞれ数Mbpsあれば快適にできますが、やはり200kbpsでは無理です(できても品質が著しく低下します)。

先日も紅葉の公園を散歩し、この季節に来たかったと言っていた実家の両親にその様子をFaceTimeでみせてあげたりと、LTEの性能を存分に使ってiPhoneで遊びました。FaceTimeだけでなく、クラウド系のサービス全般で快適さは大きく低下します。僕に取ってFaceTimeもクラウドもiPhoneとは切っても切れないサービスで、それに不都合が出てしまう格安SIMはiPhoneの魅力を十分に引き出せないと言わざるを得ません。


ただキャリアのプランに不満がない訳でもありません。LTEを存分に楽しむと月間7GBはギリギリです。テザリングの利用回数にもよりますが、月末に規制されることもしばしばです。追加料金も高めに設定されていて、気軽に払える金額ではありません。

そこでキャリア側には格安SIMとの競争でLTEの快適さ向上という方向で勝負していただいて、規制の緩和や追加料金の値下げという方向へと進んでいってもらいたいところです。