先日開催されたAppleのスペシャルイベント、発表内容が盛りだくさんでとても盛り上がったと思います。僕の中での一番はiPhone6sの3D touchを説明した部分です。あのプレゼンテーションでiPhone6sは買う価値のあるディバイスだと確信しました。iPhone6sはとても高価なディバイスで毎年買い換えるのが贅沢な行為になりつつあるのですが、数少ない趣味の一つとして割り切ります。
次に触手が動いたのがApple TVです。ただこれはApple TVの新モデルが飛び抜けて素晴らしいと感じたというより、今使っているApple TV(第二世代)でYouTubeが見られなくなっていたり、不都合が出ているからでもあります。あえてApple TVの凄そうなところを挙げるとすれば、Siri対応リモコンですが、これが日本語でどのくらい使えて、実際の利便性にどのくらい貢献するかは不透明です。
Apple TV対応アプリも期待はしています。旅行の計画を家族みんなで立てる時、ホテル選びはいつもiPadの宿泊アプリ画面をApple TVにAir Playで転送してテレビでやってます。大きな画面でみんなで使える、そんなアプリがどんどん対応してくれればもっと便利になると思います。
そして目玉の一つだったiPad Pro。これは「うーん」でした。特にiPadを外に持ち出して使うことが多い僕にとって、大きくなったことでのメリットは少ないと感じました。ペン入力もキーボードも、今の僕には必要のないもののな気がします。
しかしiPad Proは確実に一部ユーザーから支持されそうです。イラストレーターやデザイナーといったペン入力で仕事をしている人、または絵を描くのが好きな人はiPad Proは魅力的な商品と映るのではないでしょうか。綺麗な画面、なめらかなペン入力、そして場所を選ばないサイズと重さ。これまでのiPadにはない、クリエイター向けディバイスというポジションを得そうな気がします。