1.札幌周辺
やはりauが広いカバーエリアを誇っています。一方でソフトバンクとドコモは同じくらいのエリアですが、拡大予定を含めるとドコモに分があります。
2.仙台周辺
こちらもauが一回り広いエリアになっています。一方でドコモは現状ではソフトバンクよりも狭いエリアですが、場所によってはソフトバンクよりも整備が進んでいる地域があります。また拡大予定を含めるとauに迫るエリアになりそうです。
3.新潟周辺
このエリアは3社ともにそれほど違いはありません。ただ現状では少しドコモが狭く、11月末頃までには追いつく感じです。
4.東京周辺
この地域もそれほど3社に差はありませんが、やはりドコモの現状エリアが少し狭いようです。2014年2月末までに整備される黄色いエリアが周辺部に残っています。auとソフトバンクで東京周辺での差は殆どなさそうです。
5.静岡周辺
このエリアもドコモ、ソフトバンクのエリアに大きな差はなく、その2社のエリアを一回り大きくしたのがauのエリアとなっています。新幹線や東名、第二東名沿線でのauのエリアはほぼ完成と言っていいと思います。
6.名古屋周辺
ここはauとソフトバンクに大きな差はなく、両社のエリアをほんの少し狭くしたのがドコモのエリアという感じです。ただauは地方の国道沿いにLTEを整備している場所が多く、移動での利用でソフトバンクより優位にあるようです。
7.大阪周辺
大阪周辺では3社ともエリアに大きな差はないですが、兵庫県ではソフトバンクがエリア構築で一歩リードしています。auは12月末までの整備エリアを含めると2社よりも広くなる状況です。またauは3社中唯一、淡路島でLTEがエリア外になっています。
8.岡山周辺
このエリアもauが強い状態です。しかしドコモも紫のエリア(プラチナLTEで来年2月末までに拡大予定)のエリアが多くなっています。
9.広島周辺
この地域も現状ではauが強くなっています。しかしドコモも整備予定エリアが多く、来年の2月末までにはauと肩を並べるくらいになっていそうです。しかし一方でソフトバンクのエリアは見劣りしていて、拡大予定も少なくなっています。このあたりは来春からの900MHz帯のプラチナLTEサービスインを待っている可能性があります。
10.福岡周辺
福岡周辺もauのサービスエリアの広さが目につきます。ソフトバンク、ドコモともに人口密集地周辺をカバーしている段階で、それぞれを繋げて面でカバーするという段階にはないのかもしれません。またドコモでは2014年2月末までの整備予定エリア(黄色)が広くなっているのも特徴です。
11.熊本周辺
熊本周辺もauが一歩リード、ソフトバンクとドコモが列んでいるものの整備予定エリアの広さではドコモが優位という状態です。ここでもソフトバンクは来春以降にサービスインする900MHzのLTEを待っているのかもしれません。
全体的にはやはりauのエリアが広くなっていますが、ドコモも拡大予定エリアが各地に大量にあり、そう遠くない将来、エリアがかなり広がっていそうです。一方でソフトバンクは現状で広いLTEエリアを有しているものの今後の拡大予定エリアが少ないのが気になります。900MHz帯のLTEが本格稼働するのを待って、地方のエリア整備を進めていくと推測されます。