iPhone5のLTEでいろいろ非難を受けたKDDIですが、iPhone5でも使えるLTEのエリアは徐々にではありますが確実に広がっているようです。エリア拡充情報も月1回ペースとなり、iPhone5s/5c発売後は脇役に回った感がありますが、それでも着実に拡大しているようです。(4G LTEサービスエリア最新情報)
今年の3月頃に整備ペースが急速に上がり、その後は少しペースが鈍ったように見えたのですが、9月は再び拡大ペースを上げています。8月〜9月はauのLTEエリアが急拡大していた時期よりも工事箇所が多くなっています。
ただ多くの箇所は既存エリアでの品質向上を目的とした工事になっているようです。リストでは既にエリアとなっている場所での工事が目立ちます。一方で地方都市周辺部では新たなエリアとする工事も確認でき、2.1GHz帯の整備が進んでいることが伺えます。
いくらiPhone5s/5cが800MHz帯のLTEに対応したからと言って、それだけに頼るネットワークは早晩品質の低下に直面するでしょう。KDDIはその対策の意味も含めて2.1GHz帯のLTEを拡充する必要があり、まさにその拡充が全国で進んでいる状態だと思われます。