Sprintのニュースリリースより |
あの手この手で時間を稼ぎつつ、着実にインフラを整備し、ユーザー数を積増して来たのが現在のソフトバンクです。普通だと品質が悪ければ早い段階で解約されそうですが、iPhoneを独占していた影響で多くの人が通信品質改善まで我慢してくれたのがよかったのだと思います。
では、スプリントは何で我慢させるのか。一番分かりやすいのがTD-LTEの「サービスエリア倍増計画」のようなものでしょう。半年後、一年後には素晴らしいネットワークが完成する、と宣伝し続ければある程度ユーザーは待ってくれるでしょう。ただ、この宣伝に孫社長のキャラクターが使えないのはデメリットになるかもしれません。日本だとカリスマ社長ですが、アメリカ人にそのカリスマ性は通用しません。
どうやって事業を軌道に乗せるか、興味は尽きません。