3月11日に総務省から2月16日時点の基地局免許の状況が公示されています。その情報に寄るとソフトバンクのiPhoneで使える基地局免許は2万を突破して20,426(5MHz幅)となっています(前回発表から約470増加)。これでイー・アクセスとの統合会見で公約した2万局は免許面ではクリアしたことになります。
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検索結果 20,000を突破していることが分かります |
一方、auも猛追しており、前回発表より免許数を約1,250増加させて15,638(5MHz)へと増やしています。最近はソフトバンクよりも増加数が多いので、基地局整備(エリア整備)でも追い上げていることが分かります。さらにこの5MHz幅の基地局に、より高速通信が可能な10MHz幅の基地局併設を進めていて、その免許数は9,296まで増えています。
KDDI、ソフトバンクともに基地局整備が急ピッチで進んでいるようですが、最近は5MHz、10MHzともにauの整備スピードが速く感じます。もちろん免許を取得してすぐに基地局が稼働している訳ではないですが、両社のLTEの差は徐々に埋められてきているのではないでしょうか。
さらに75Mbps対応でいえばauはソフトバンクを一歩リードしていると言ってもいいと思います(ただ多くの免許を取得している東京都心部の75MHz対応局は3月上旬時点でまだ稼働していなません)。これからも両社の競争を見ていこうと思います。
https://ipad-has-come.blogspot.com/2013/03/iphonelte2-au.htmliPhone用LTE免許数、ソフトバンク2万突破 auも猛追