2012年11月22日木曜日

iPhone5(au)のLTE、個人的な感想と印象

iPhone5の目玉、LTEですがauとソフトバンクの競争の中心にもなってしまい、こっちがいい、いやこっちだ、とメディアを巻き込んでの情報合戦になってしまっています。僕はauのiPhone5を使っているのでソフトバンクのことはわかりませんが、iPhone5(au)の感想と印象を書いてみたいと思います。

たまたま測った速いLTE
auでこのスピードは稀
まず、LTEのスピードですが普段の利用では十分すぎるスピードが出ています。新宿区、中野区、渋谷区、港区、中央区、千代田区で使っていますがLTEに繋がっていれば、Wi-Fi接続のような感覚で利用できます。非常に満足ですが、スピードテストでは5~15Mbpsの範囲です。ただLTEのアンテナが1本、2本のときでも5Mbpsほど出ていて、それで快適なのでそれ以上出てもあまり関係ないのかもしれません。

LTEとテザリングとの相性については100点でしょう。スピード的にもレイテンシィ的にも自宅のVDSL回線と繋がったWi-Fiと遜色のないレベルです。ただ3Gでテザリングしたときのモッタリ感との違いが大きすぎて、LTEじゃなきゃ嫌だ!となってしまう欠点はあります。もちろん3Gでのテザリングも実用面で大きなハンディを持っているということはありません。

次はエリア、これも上記区内で使う分には問題なしです。屋外はほぼLTEを受信します。屋内は電波が弱くなり、アンテナ2本なんてのもよくあります。奥まった場所では3Gになります。これはエリア拡充中なので仕方ないことかもしれませんが、早急に安定的なエリアを作っていただきたいところです。

そして3GとLTEの切り替え、これには癖があります。前述のように屋内ではLTEと3Gが切り替わることが多いですが、場合によっては数十センチ動かすだけでも切り替わることがあります。また時間帯などでも変わってきて、気づけば3Gになっているけれども、放っておくとまたLTEに復帰している。そんなことはよくあります。待ち受けのときにいくら切り替わってもらってもいいのですが、使用中にLTE→○→3Gと切り替わると、通信が一旦途切れる感じになって少し不便です。Google Chromeをよく使うのですが、切り替わった場合は一旦ブラウザアプリを終了しなきゃいけないこともあるので、何か対策が必要な気がします。

最後にエリアの広がり、ですが、これも今のところ満足です。自宅周辺でも確実にエリアが広がってきていますし、新宿駅周辺や仕事でよく行く場所(屋内)でもLTE環境が拡大、改善しています。既に東京都心部のLTEはエリアを広げる段階から、エリア内での環境改善へと移った印象です。

長々と書きましたが結論として、iPhone5(au)のLTEは、都心で使う分には総じて満足です。

テザリングはLTEだと本当に快適で満足です