2016年3月3日木曜日

いよいよ日本でも!音楽・動画配信の「カウントフリー」始まるか!?

NTTコミュニケーションズが特定の音楽配信や動画配信サービスのコンテンツ利用時に発生するデータ通信量を月々の通信料にカウントしない「カウントフリー」サービスを始めると報じられています(産経新聞)。


NetflixやAmazonと提携交渉中


NTTコミュニケーションズは動画配信大手のNetflixAmazonと提携交渉中とされています。また音楽配信サービス企業とも交渉しているようで、多くの大手配信企業をカウントフリーサービスに対応させることができれば非常に楽しみなサービスになります。

カウントフリーサービスはOCNのSIM契約者向けのサービスとなりますが、このSIM契約者向けに配信サービスの割引プランを提供する方向のようで、こちらも楽しみです。提携企業との交渉は来月中に完了させ、サービスの詳細は6月にも発表されます。ぜひApple Musicとも提携してもらいたいです。

MNOがやるべきじゃないのか?


T-Mobile USの音楽カウントフリーの提携サービス

コンテンツのカウントフリーは非常に興味深いサービスであり、ユーザーの利便性を向上させることのできるサービスだと常々考えてきました。このようなサービスこそ、大手携帯通信企業(MNO)が提供すべきだったのではないでしょうか。

どこかがやれば追随、やらなければ静観、そんな姿勢の大手にはこうしたサービスを積極的に提供することはできないのかもしれません。なので昔から挑戦的なサービス(050 Plusなど)を提供してきたNTTコミュニケーションズが一歩踏み出してくれたのはありがたいところです。

コンテンツ専用端末もアリ!?


カウントフリーのSIMでコンテンツ専用端末を運用するという選択肢も出てきそうです。普段使う端末で音楽を聞いていれば、通知や着信にで邪魔されることも多くあります。またバッテリーは最低限の連絡が取れるくらいは残しておかなくてはいけません。


専用端末ならそうした心配なく音楽や動画を楽しめます。NetflixやApple Musicなどの配信コンテンツを楽しむには、それほどハイスペックな端末である必要はなく、費用もそれほど必要なさそうです。僕もこのSIMが出たらコンテンツ専用端末を試してみようと思います。