2013年3月22日金曜日

さて、次はauの番だ

先日のソフトバンクの記者会見では「ダブルLTEを混雑地域から順次拡大」と発表されました。これでソフトバンクのiPhone, iPad向けLTEは高速になることはないにしても、混雑が少しずつ解消していくでしょう。

さて、このソフトバンクの方針を受けてauはどう出るのでしょうか。

特に記者会見が予定されている訳でもなく推測するしかないですが、やはりメインは下り最大75MbpsのLTEエリア拡大でしょう。

現在、地方都市で進められているLTEエリア拡充の多くが75Mbpsに対応したエリアとして整備されています。それと平行して、そろそろ既存の37.5Mbpsエリアを75Mbpsエリアに転換していく作業が始まってもおかしくはありません。おそらく3月末か4月上旬には既存基地局の大半が75Mbpsに対応した免許を取得するはずです。そのころから切り替えとなるのでしょうか。

ソフトバンク資料より
ちなみにソフトバンクの説明資料ではソフトバンク・イーモバイルで2車線、他社(KDDI?)は1車線(上記写真)となっていましたが、75Mbps化は2車線を使うことと同義です。そのため75Mbps化はauにとってソフトバンクに対抗する上でも重要な施策になると思います。できるだけ早く、都心でも混雑しないLTEを使いたいものです。