watchOS 2でApple Watchは進化した
昨年9月にwatchOS2がリリースされ、Apple Watchは大幅に使いやすくなりました。心拍データがサードパーティ製のアプリにも開放され、文字盤のカスタマイズが可能となり、充電中は横向きの時計表示ができるようになりました。メールは確認だけでなく、返信もできるようになりました。
watchOS 2.2の新機能は…
watchOS 2.2からは1台のiPhoneで複数のApple Watchがペアリングできるようになります。気分や用途に応じて通常のApple Watchとスポーツタイプを使い分けることができるようになります。
しかし現時点で複数台のApple Watchを使い分けている人がどの程度いるのか、少なくとも僕の周りにはいません。そもそもApple Watchを所有している人自体がほとんどいません。この新機能の恩恵を受ける人はかなり少なそうです。
またwatchOS 2.2からは地図で周辺の飲食店などを表示できるようになります。しかし日本ではiPhoneの地図でもこの機能は使えません。一時、周辺の案内が表示されるようになったと話題になりました。僕のiPhoneの地図にも一瞬だけ表示されていたのですが、今はなぜか使えません。日本のApple Watchでこの新機能が使えるようになるかは不明です。
一気に便利になるというより、着実に進化
結果としてwatchOS 2.2では一気に便利になるというよりも、着実にApple Watchが進化するという性質の更新だと思われます。これでも悪くはないと思います。
ただApple Watchが思うように普及しない状況では、ゆっくり進化するのも悪くないのですが、どこかで劇的に便利になる局面が必要だとも感じています。