そのソニーのCFOが以下のような発言をしています。
秋口以降、顧客の需要が減少。スマホの成長がハイエンドで減少、特に主要顧客向けが減った。主要顧客向け専用ラインの入れ替え問題もあり、大きく出る。来年第一四半期には回復する。しかし、増産計画は見直す。月産87000万枚の計画は、外注部分を中心に見直し。
— Munechika Nishida (@mnishi41) 2016, 1月 29
また同時に下のようなグラフを示しています。
ここのところの推移 pic.twitter.com/FTQXgN2CER
— Munechika Nishida (@mnishi41) 2016, 1月 29
ソニーのイメージセンサー部門の業績推移は主にApple(上記発言では「主要顧客」)からの需要の変化に起因していると推測されています。要するにAppleからのiPhone用のイメージセンサー受注が秋口から減少し、16年3月期第4四半期にはさらに減少する見込みだが、来年度の第1四半期分の受注は既に入っていて回復が期待できる。ということです。
既にアジア圏のサプライヤー情報をソースとして、iPhoneの販売不信が多く伝えらえていましたが、ソニーの決算情報からもそれが裏付けられてしまった状況です。そして来年度の第1四半期には回復を見込んでいるということは、iPhone5eの発表、発売が近いことを示しているのかもしれません。