しかし12月10日から始まる「タブレットプラン ds」は月々2,160円(3年契約)で親回線とのデータシェアが可能になるものです。これまでのようにタブレット契約でのデータ通信量は設定されません。2,160円が基本料金で、あとは親回線とデータシェアして、足らなければチャージして使ってくださいってことでしょう。
ここで気になるのがApple SIM(データプリペイドプラン)の存在です。Apple SIMならで1GBの通信を月々1,620円で使えます(契約事務手数料無料、対応機種は現時点でiPad Air2, iPad mini4, iPad Pro)。またApple IDを統合すればスマートフォンとのデータシェアも可能であり、使い勝手はデータシェアプランのそれと大きく変わりません。
iPadに適用される2年間の毎月割が終了した場合、新しいプランよりもApple SIMを使った方がデータ通信料が安くなるケースは十分考えられ、Apple SIMでのiPadの運用も現実的な選択肢になりそうです。なお毎月割終了後にApple SIMでの運用に移行しようと考えているなら、安い3年プランではなく2年プランにした方がいいかもしれません。