9月18日にはiPhone6sの発売されると噂になっています。例年通りだと発売の1週間前にあたる9月11日の午後4時にはキャリアショップやオンラインストアで予約が始まります。そしてそのギリギリの時間にiPhoneを扱う通信キャリアから機種代金や月額料金、各種キャンペーンの詳細が発表されます。
詳細発表と予約開始は他社との睨み合い、料金プランの精査などで毎年ドタバタ劇となるのですが、今年も同様に混乱するでしょう。
今年のiPhone6sは国内の通信キャリアでは225Mbps、220Mbpsという超高速LTEに対応すると予想されています。特にauのiPhoneでは全国(実人口カバー率で86%程度?)のWiMAX2+エリアで220Mbpsに対応しそうで、エリア内では快適な通信環境に期待しても良さそうです。
しかし数字上の最高速度が向上したところで、利用者はその恩恵を実感しにくいのも事実です。そこでキャリアにはこの高速化(通信環境の改善)をアピールできる何かが必要になるでしょう。
僕が期待しているのは一定のオプション料金を払えばデータ量のカウントから音楽ストリーミング分を除外するようなサービスです。iPhoneの目玉機能にもなったApple Musicを利用する際、利用者は通信量の節約を常に考える必要があります。しかしそれは音楽をどこでも楽しむということの障害にもなります。
キャリアが提供する快適な通信を実感でき、さらにApple Musicをストレスなしで楽しめるオプションをどこかのキャリアが提供すれば、iPhone販売で有効な武器になるのではないでしょうか。オプション料金500円(当初2年間は無料)なんて設定なら最高です。
ちなみにアメリカではT-Mobile USが音楽ストリーミングサービスの通信量は月間通信量にカウントしないサービスを実施しています。そのため日本のキャリアでも技術的には不可能ではなさそうです。期待します。