中でもWatch OS2へのバージョンアップは大きな変化を伴いそうです。いまのApple Watchで大きな不満になっているのがLINEの使い勝手の悪さです。Apple WatchのLINEアプリは新着メッセージの確認と、そのメッセージにスタンプで返信するしかできません。新着じゃないメッセージは表示されず、既読のメッセージにはスタンプでの返信すらできません。
しかしこれがWatch OS2で変わりそうです。基調講演の中のデモンストレーションでは中国で普及しているメッセージアプリ「We Chat(微信)」が使われていましたが、基本はLINEと同じです。
メッセージはスレッドにまとめられ、新着メッセージにバッジが付いています。スレッドを開くと、過去の会話も表示され、会話上の写真や動画も表示されています。また返信には「音声での返信」「音声入力での返信」「スタンプでの返信」が選べるようです。Apple WatchでもほぼiPhoneのアプリと同様の使い方ができそうです。
LINEでもWatch OS2のリリースでこれら機能が使えるようになるでしょう。LINEが十分に使えるようになればApple Watchはもっと便利になるはずで、秋のWatch OS2には期待しています。