まず発信、これはかなり速いです。固定電話相手なら1〜2秒もしないうちに呼び出しが始まる感じです。非常にいいです。そしてau版のデメリットと言われていた通話と通信の同時利用も可能になっています。テザリング利用時などで着信があっても通信が途切れることがなくなります。
iPhoneのVoLTE対応はかなり待たされましたが、よく考えるとiPhone4sの時もau版はMMSやFaceTimeを使えるようになるまで結構時間がかかりました。このくらいの期間で対応できたというのはいい方なのかもしれません。次期iPhoneは発売時からVoLTEに対応しているでしょうし、VoLTE対応機種はどんどん増えるはずです。今後は高音質通話を使う機会も増えるかもしれません。
ちなみに現時点で一番VoLTEの高音質通話が使えるのはドコモかもしれません。ドコモのiPhone6/6 Plusに加えて、既存のドコモのVoLTE対応Androidスマホとの通話でも高音質となります。ドコモは結構な数の対応端末が普及していると考えられます。auの場合はiPhone以外ではそれほど大量に対応端末が普及しているとは言えず、高音質通話の機会はまだ少ない気もします。早い時期にキャリア間通話でも高音質通話が可能になることを期待しています。