そして地味さを更に強調したのが、シニア向けスマホと子供向けスマホ、Androidケータイ(スマケー)の発表でした。僕はついつい最新機種、最新機能に注目してしまうのでこういう機種の発表は地味と感じてしまいます。しかしスマートフォンが普及していく中でこうした入門機種は必要不可欠であり、スマートフォン市場もここまで来たか、という印象も同時に受ける発表会でした。
入門機種でスマートフォンを手にしたシニア層の一部は最新スマホを入手することになります。そうしたシニア層向けのサービスやアプリも今後は多くリリースされるのではないでしょうか。また小さな時から子供向けスマホで育ったユーザーが、成長するに従って僕らが想像もつかない使い方でスマートフォンを活用するようになるかもしれません。スマートフォンユーザーの広がりはスマホ自体の可能性の広がりであり、非常に楽しみです。