ソニーのパソコン事業が売却され、VAIO事業は7月1日に新たな第一歩を始めます。僕が自分のお金で買った始めてのPCはVAIOでした。当時、音楽、テレビ録画、動画編集、写真の管理などをVAIOが全て担ってくれることに大きな魅力を感じました。しかし音楽管理ソフトSonic Stageの不便さやコピーガードの厳しさなども影響して普及には至りませんでした。
その後、Appleは音楽、動画、写真などをMacで一括管理し、Apple TVでリビングでも楽しめ、iPhoneやiPadで外にも持ち出せるようにしました。ソニーがVAIOで目指していたものそのものです。両社が方向が一致していたは偶然ではありません。Appleの経営にはソニーが多大な影響を与えていたのは既報の通りです。両社の根幹部分が発展すると同じような事業に至るのでしょう。
しかしAppleとVAIOの趨勢は天国と地獄、光と影のような形になってしまいました。しかしVAIOは死なないはずです。今日、その復活の第一歩、ということでかなり期待しています。
参照:vaio.com