しかし、サービス開始直後はエリアが狭く、また端末の性能もあまり良くなかったようでWiMAX2+の超高速通信サービスの恩恵は受けにくくなっていました。その後、エリアは徐々に拡大しており、先ほど確認したところ2013年12月時点で東京23区中心部(環七の内側)で一応のエリアができています。もしかしたらサービス開始直後より通信環境は改善しているかもしれません。
濃いピンクが12月末のエリア、薄いピンクが3月末の予定 |
「2014年の中頃から秋」、という時期で気になるのがiPhone6です。iPhone6はおそらくこの頃にリリースされるでしょう。行間を読めば、可能性はかなり低いですがiPhoneが220Mbpsに対応して来るかもしれません。もし110Mbpsまでしか対応しなくても都市部の混雑は分散でき、快適な通信環境が整う可能性はあります。
ライバルのソフトバンクグループはほぼ同一の規格であるAXGPを先駆けて導入しており、エリアカバーでかなりリードしています。WiMAX2+がKDDIの800MHz帯、2.1GHZ帯のLTEと連携して、いかにソフトバンクグループに挑んでいくかに注目しています。