2013年12月7日土曜日

au iPhone5用のLTE 高速化は東京23区内でも本格化

現在、auは2.1GHz帯のLTEを実質的にiPhone5用として運用しています。将来的には下り最大150Mbpsとして、多くのスマートフォンに解放する予定のようですが、現時点では殆どのエリアが下り最大75Mbps、37.5Mbpsとなっていて、そこではiPhone5が優先的に電波を使っています。

高速化も徐々に進んでいるのですが、通話用の周波数を確保する必要があるため通信量の多い場所ではなかなか75Mbps、112.5Mbpsとはなっていないようです。特に東京23区内は音声通話が多いのか、帯域確保のため殆どの場所が37.5Mbpsエリアとして運用されていました。

しかし9月30日時点として発表された情報では環八、中央環状の外側で徐々に75Mbps化が進められていることが確認されました。

9月30日時点
そして最近、新たな情報として10月31日時点の状況(PDF)が公開されました。同様に地図にマーキングしてみましたが、地点もほぼ倍増しており、北東側で一気に75Mbps化が進んだことがわかります。

10月31日時点
このまま周辺からグルッとエリアが広がっていくのでしょうか。ちなみに12月に入って僕の自宅のある練馬区でも音声通話(CDMA2000 1x)で800MHz帯をずっと受信しています。これは2.1GHz帯でLTEの周波数が広げられたことを意味し、75MHzエリアとなった、またはその準備が進められている可能性が高いです。練馬区がエリアとなっていれば上記マップで都心の包囲が完成しつつあるのかもしれません。