2013年11月20日水曜日

ソフトバンクの来春からのプラチナLTEはまだ不透明?という記事

現在のiPhone5s/5cさらにはiPad Air, iPad mini Retinaからソフトバンク版では900MHz帯のLTEに対応しています。ただ、現時点で利用できる場所は殆どなく(八丈島だけ?)、全国でのサービス開始は来春以降とアナウンスされています。

プラチナバンドの利点(ソフトバンク特設サイトより)
これはプラチナLTEに利用する周波数が他の用途に使われているためで、既存利用者の移行が完了してから晴れてプラチナLTEのサービス開始となります。

しかし、この移行が思うように進んでいないのではないか?という記事が日経新聞に掲載されています。

スマホの通信品質競争、裏では「電波の地上げ」(要会員登録)」

記事では移行促進の取り組みを「地上げ」と表現していますが、地上げのように強引に進められない理由も書かれています。また強引に進められないため、移行が計画より「まだまだ遅れている状態(規制当局者)」のようです。このまま遅れた状態が続くと、場合によっては「虫食い状態」でサービスが始まるかもしれないとしています。

iPhone5s/5c発売直前、auやドコモに劣らない通信環境を提供できる、来春からはプラチナLTEを前倒しで開始して、更なる通信環境の改善を図る。としていたソフトバンクですが、思うようには整備が進まない可能性も出てきました。