10月17日から18日にかけて、AppleはApp Storeでのアプリ販売価格を値上げしています。主に為替レートの変動に対応するためであり、ドル建ての値上げは行なわれていないようです。普段、それほど頻繁に有料アプリをダウンロードしている訳ではないので、僕自身は大きな影響はありません。ただ今月中にも発表、配信となりそうな新OSの価格にも影響を与えそうです。現行OSであるMountain Lionは配信当初1,700円（19.99ドル）で販売されていましたが、現在はApp Storeでは2,000円となっています。これもちゃんと1ドル100円というレートを踏襲しています。
一つ前のLionは2,600円（29.99ドル）で販売されており、これらに倣えば新OS「Mavericks」は2,000円か3,000円で配信されるのでしょう。為替レート分だけを考えると300円〜400円の値上げとなってしまいます。この値上げ分だけでアプリが何個も買えてしまうほどです。
Appleがこの時期にレートを弄るのは、やはり販売数の多いOSで収益を維持しようとした結果かもしれません。
 |
| Appleのサイトではまだ1,700円と表示されています |