これまでの障害報告は技術担当者(担当役員)によるお詫びと障害の説明、というのが一般的でした。そこに代表権を持つ人物が出席するということは、まず社として謝罪し、また経営判断を伴う事柄の発表があると考えられます。
障害への補償として対象ユーザーに一定金額を返金(料金割引)する可能性も、十分に考えられます。これは社長による判断が必要であり、社長が直接説明する必要がある事柄でしょう。また設備投資計画を変更して障害対策へと資金を振り分けるのも社長による判断の必要な事項です。このあたりは発表される可能性が高そうです。
さらに言えば、LTEの現状や今後LTEをどのように整備していくか、社を代表する人物が明確にアナウンスする必要も感じます。障害を二度と繰り返さないことは必須ですが、さらにauのLTE(特にiPhone向け)がネガティブなイメージを持たれてしまったことにも対応する必要があるのは確かです。一歩も二歩も踏み込んだ説明をして、是非、有意義な会にしてもらいたいところです。
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