これは現状の2.1GHz帯のLTEエリアの拡充でソフトバンクと競争することを諦めた、ようにも見えます。ただ、はっきり言ってしまえば今のLTEのカバー率のまま次期iPhoneでソフトバンクと勝負することは自殺行為でしょう。それが分かっているのに、整備ペースの鈍化はありあえません。やはり次期iPhoneが800MHzに対応することが分かっている、と推測されます。
逆説的ですが、KDDIが2.1GHzのLTE基地局の整備ペースを落としたこと、これこそ次期iPhoneが800MHzに対応する状況証拠だと思います。
ちなみに去年はiPhone5発売を前にKDDI、ソフトバンクともに4月ころから2.1GHz帯のLTE基地局の建設を始めています。おそらくiPhone5の仕様が確定した時期きなのでしょう。今年もこの頃にKDDIは2.1GHz帯のLTE整備ペースを落としています。おそらく次期iPhoneの仕様がこの頃に確定したのでしょう。なんて妄想をしています。
auのiPhone向けLTE工事完了基地局の累計推移 |