一定以上の電波を発する機器はこの認定を受けなければ利用できないので、サービス開始前にちゃんと手続きはされていたようです。
非常に専門的で細かいことには不案内ですが、iPhone側の射出電波の周波数が細かく指定されています。ここで気になるのは、15MHz, 20MHz幅のLTEでKDDIが利用する周波数に関してその幅が制限されているっぽいことです。15MHz幅なら(1932.5MHz(1927.19MHz~1937.81MHzの内、連続した最大5.4MHz幅を送信する場合に限る)と記載されています。
何らかの干渉を防ぐ意味合いがあるのだと思いますが、この制限が15MHz幅のLTEにも関わらず、上り最大15Mbpsになった要因ではないでしょうか。また20MHzのサービスでも上りの周波数が制限されているようで、さらに最大値は下がるのかもしれません。なお、この制限は見た感じではソフトバンクやイーモバイルのLTEにはなさそうです。またiPad mini, iPad(4th)も技適を通過しています。
今回通過したiPhone5の技適 |