4月2日の午後、東京23区内を中心としてイーモバイルの音声・データ通信が利用できなくなる障害が発生しています(
イーアクセスによる告知)。
|
2日16時時点の画面 |
この障害で影響を受けている人の多くはモバイルルーターを利用している人だと思います。イーモバイルの主力商品はPocket Wi-Fiで、タブレットやノートブックの普及、さらにはiPhoneなどのスマホのデータ通信量節約のために使っている人も多いでしょう。特にビジネスユースなら障害の影響は少なくありません。締め切りまでにファイルを送信する、なんて場合に障害だとしても言い訳できないですから。
ただ、もし今回のように障害が起きたとしても、iPhone5などでテザリングができれば通信への影響は最小限に抑えられます。イーモバイルが倒れてもソフトバンク、KDDI、UQが生きていれば大丈夫です。
今回はイーモバイルの障害でしたが、KDDIやソフトバンクでも障害がない訳ではありません。KDDIは年末に大規模な障害を発生させています。逆にそういうときにはイーモバイルのPocket Wi-Fiが役に立つのかもしれません。
障害に備えて契約を二つするってのは少し現実離れしていますが、常に二重の通信手段を確保しておくことは間違いではないでしょう。例えば、よく仕事で移動する場所のWi-FiスポットをリストアップしておくのでもOKだと思います。
https://ipad-has-come.blogspot.com/2013/04/blog-post.htmlイーモバイルの通信障害、テザリングの役割を再確認