2012年12月19日水曜日

地下鉄ではWi-FiかLTEか

auのiPhoneでは地下鉄でLTEをキャッチできるため、ホームや駅間で高速インターネット接続が可能になっています。ただし、駅間の整備は一部にとどまっており、現状では駅のホームでのみLTE、その他は圏外というケースが多くなっています。またWi-Fiスポットも一部の駅のホームで整備されていて、LTEとWi-Fiどちらを使うか、結構悩ましいです。

丸ノ内線のLTE
駅はある程度整備済みも駅間はまだ
まずWi-Fi、こちらのメリットはキャッチしてから通信可能になるまでの時間が短い、という点です。車両がホームに入ったあたりでWi-Fiは通信可能になります。3G側が検索中や圏外となっているとき、既にWi-Fiでは通信可能ということは多々あります。しかしデメリットもあります。まれにWi-Fiの電波をキャッチしていてもネットに繋がらないことがあります。認証系のトラブルなのでしょうけど、これに嵌ると駅1つ分、全く通信できないことになります。さらに、電車がホームを出発すると、程なくして電波は受けているものの通信は途絶し、あっさり接続が切れる印象です。

一方でLTEは、電車がホームに入線した後に圏外から3G表示を経てLTEで通信可能となります。3GからLTEへと一瞬で変わることもありますが、なかなか変わらないこともあります。これは何が影響しているのかわかりません。同じ駅でもキャッチする時間に差があります。速ければ扉が開く頃にはLTEでの通信が可能になっています。そして電車が動き出して、車両がホームから遠ざかっても、ある程度の距離まで通信が可能です。通信可能になるまでの時間は少しかかりますが、出発時の粘りはWi-Fiをしのぎます。

まあ、こうして悩んでいても、もう数ヶ月で東京の地下鉄は全路線の駅、駅間が3G圏内になり、それと平行してLTE化が進められるとのことです。そうなればWi-FiはOFFで問題なさそうです。