2012年4月16日月曜日

au iPhone4Sでできること、できないこと

auからiPhoneが販売されるようになって半年、土曜日にMMSに対応してようやく目立った機能改善が終了しました。一度できること、できないことを整理してみようと思います。

当初出来なかったこと

・メールの即時受信
・メールでの絵文字利用
・MMS
・国際SMS
・Wi-Fiスポット利用
・FaceTime、iMessage
・通話、通信同時利用

でしょうか。これだけ未対応機能を残して販売開始したKDDIも肝が据わっていますね。ただ、その販売直前から同社のMNPがプラスで推移していたことを考えると、見切り発車でもiPhone効果は十分に享受できたと考えられます。

で、対応は
・メールの即時受信
→Exchange利用で可能に。MMS対応でこちらの即時受信も可能に。

・メールでの絵文字利用
→1月末に対応完了。絵文字で微妙なニュアンスを伝えたい人にとっては遅すぎたかもしれませんが、12月に発表された対応スケジュールどおりに対応しました。

・MMS
→4月14日に対応済み。ezweb.ne.jpをメールアプリで使うかメッセージアプリで使うかを選択可能に。MMSとExchangeの即時受信は併用不可、手動受信は併用可能。なおメッセージアプリではWi-Fiのみでの利用はできないものの、Exchangeや手動受信はWi-Fiのみで送受信可能。

・国際SMS
→4月18日より利用可能。1通100円。使うことはなさそうです。国際SMSとMMSは3月末対応予定が2~3週間ほど遅れての対応でした。遅れたのはマイナスですが、実際使えるようになれば誰も文句は言わなくなるでしょう。

・Wi-Fiスポット利用
→au Wi-Fiスポットが12月から無料で利用できるようになっています。また契約しているiPhone以外に、もう一台の端末からも利用できます。これは少し便利になった気がします。スポットは少なめでマクドナルドやスターバックスでの利用は有料サービスに申し込む必要があります。

・FaceTime、iMessage
→iOS5.1アップグレードと同時に利用可能に。FaceTimeは楽しく使わせてもらっています。MMS対応になったことでメッセージアプリの使い勝手が上がるので、これからiMessageも使う機会が増えるかもしれません。

・通話、通信同時利用
→これはCDMA2000とiPhoneという枠組みでは解決しない問題のようです。僕はSkypeをよく使うので、困ることもあるかなと感じています。実際にSkype(3G)中に着信があるとSkypeは切断、ログアウトとなってしまいます(まだ実際の利用中に経験は無いのですが、試しにやってみました)。なおSMSが着信してもSkypeは切断やログアウトとはなりません。あとWi-Fi環境下では通話・通信の同時利用は可能です。

まあ、ようやくここまで来たって感じです。送受信できるメールの容量やメッセージアプリ、メールアプリの使い分け、Wi-Fiでのメール利用、MMSでの絵文字利用、Wi-Fiスポットの利用可能ディバイスなどではソフトバンクiPhoneより便利な部分があります。この違いをどう今後の販売につなげられるか、iPhoneといえばソフトバンクって状況にどう挑んでいくか、注目しています。