2016年5月19日木曜日

Googleのビデオ通話アプリ「Duo」の「Knock Knock」機能は面白そう

Googleが新しいビデオ通話アプリ「Duo」を発表しました。アプリのリリースは夏になるとみられていますが、MicrosoftのSkypeやAppleのFacetimeLine通話に対抗するアプリになるのでしょう。


回線が貧弱でも機能


Duoの特徴として紹介されているので気になるのが貧弱な回線でも機能するという点です。Facetimeはビデオ通話を使う場合、HD画質なら上下1Mbps、画質を下げれば最低128kbpsが必要とされています。Duoはこれ以下の通信回線でも利用可能ということになるのでしょう。


日本で128kbps以下のモバイル回線といえば、通信速度規制された状況やMVNOの回線に該当します。それでもビデオ通話が問題なく利用できるとすれば利便性はかなり向上しそうです。それ以外にも海外の貧弱な通信環境でもビデオ通話が利用できるのもメリットになりそうです。

Knock Knock機能も面白そう


そしてもう一つ、Facetimeにない機能として、呼び出し中にすでに発信側のビデオ画像が着信画面に表示されるKnock Knockが面白そうです。Facetimeは着信画面に登録している写真が表示されるだけですが、Knock Knockの方が便利だと思います。


Duoがリリースされれば是非使ってみたいのですが、こういうアプリは普及度が命です。どれだけのユーザーがこのアプリをダウンロードするのか、ダウンロードする人が少なければ機能がいくら便利でも使えないアプリになってしまいます。日本でも普及するか、夏以降のGoogleのキャンペーン次第といったところかもしれません。