2016年3月8日火曜日

また1ドル112円台に突入、iPhone SEや9.7インチiPad Proの価格設定は流動的

今日の外国為替市場は円高傾向を強めていて、再び1ドル113円を挟んだ値動きになっています。ここ数日、円安側に相場が振れていたのですが、再び112円台に入ったことでiPhone SEや9.7インチのiPad Proの価格が比較的低くく設定される可能性が再び浮上しそうです。


5円違えば3,000円の差に


今回発表されると予想されているiPhone SEの価格は550ドルになると予想されます。もし日本での販売価格を1ドル115円で計算すれば、62,800円で販売されることになるでしょう。

一方で1ドル110円だと59,800円と設定されるのではないでしょうか。その差は3,000円です。3,000円といえばそれほど大きな差を感じることはありませんが、5万円台と6万円台の違いといえば、スマホの価格としての印象は大きく変わります。

日本の販売価格はいつ決まるのか



日本でのiPhoneやiPadの販売価格は、通常スペシャルイベントでドル建ての価格が公表された後に発表されます。この価格は発表日の為替レートに近い水準で計算されて決定されるため、今後数日の為替の動きは要チェックです。

このまま112円付近で推移すれば、1ドル115円程度で計算した価格が設定されるでしょう。しかし何かのきっかけで、一気に円高が進み、1ドル107円、105円となれば換算レートも110円あたりまで引き下げられるのではないでしょうか。

Appleファンとしてはスペシャルイベントまでに、相場が円高方向に進んで、少しでも製品が安くなって欲しいところです。