2014年1月14日火曜日

LTE150Mbps時代には月7GB制限の緩和を

LTEサービスがドコモで開始されてから3年が経過されました。2012年にはiPhone5がLETに対応したことで一気に注目を集めたのですが、その頃の下り最大速度は37.5〜75Mbpsでした。しかし2014年には下り最大100Mbps時代に突入しており、おそらく今年後半には150Mbps時代といわれるようななると予想します。

このLTEの高速化が進むにつれて、さらに高速LTEに対応したサービスが増加するにつれて状況は変化しています。LTEサービス開始時から設定され、各キャリア横並びになっている月間7GBでの制限が時代遅れになりつつあると感じます。

LTEの普及で便利になったサービスは沢山あります。iCloudの共有フォトストリームの動画を見たり、iTunesで購入した音楽をストリーミング再生したり、FaceTimeでビデオ通話を楽しんだり、iPhoneやiPad向けサービスだけでもここ1、2年で一気に通信回線の高速化に対応したサービスが増えています。

これらサービスを快適に使えるようにするのがLTE化の一つの目的であり、その目的を7GBに縛ってしまうのはもったいない限りです。無制限が理想ですが、今の上限を10GB、15GBへ拡張することや、上限を7GBに据え置いたとしても追加料金を値下げすることは可能でしょう。「MNPならキャッシュバック5万円!」みたいな競争以外に「月14GBまで定額!」とか「7GB超過でも規制は5Mbps」なんていう制限緩和競争があってもいい気がします。

動画もFaceTimeも制限を気にせず楽しみたい
もちろん都心部の混雑地域では利用者が通信資源を分け合う意識は持つ必要があります。しかしキャリアが100Mbps、150Mbpsとスピード(宣伝)競争をするならその恩恵を無意味にしかねない7GB制限は見直して欲しいです。