2013年8月23日金曜日

iPhone5Sの最大の関心ごとはauのLTE(800MHz帯)に対応するかどうか

次期iPhoneの噂が多くなって楽しくなってきました。しかし基本的に次期iPhoneは5Sや5Cとされているように、5のマイナーチェンジモデルです。バッテリーやプロセッサ、内蔵カメラなどの性能が上がる程度の変更ではないでしょうか。指紋認証やNFCの搭載も噂されていますが、iPhone4SからiPhone5で画面サイズが大きくなったような抜本的な変更はないと言っていいでしょう。

そこで僕が一番注目しているのがLTEの対応周波数です。iPhone5ではソフトバンクとKDDIの2.1GHz帯、イーモバイルの1.7GHz帯に対応していましたが、5Sでは対応周波数が拡大するのではないかと噂になっています。

僕もこれには期待しています。800MHz帯に対応すればauのLTEエリアは現状のiPhone5とは比べ物にならないくらい拡大することになります。いまiPhone5で使えるLTEは、ソフトバンクの実人口カバー率が91%、auが71%となり、ソフトバンクが圧勝という状況です。しかし、これに800MHz帯のLTEを加えるとauが97%と逆転します。

将来的なエリア拡充予定をみても、ソフトバンクでは拡大予定地域が殆どなくなっていますが、auではさらに2014年3月末に実人口カバー率99%を目指してエリア拡大が続いていきます。

KDDIの800MHzLTE
現状のエリアだけでなく拡大予定(ピンク)も多い
ソフトバンクの2.1GHzLTE
auの2.1GHzより広いエリアだが面でエリア化されているのは一部
どこでもLTEに繋がる恩恵はかなり大きいと言っていいと思います。また800MHz帯の電波はビル陰などにも強く既に2.1GHzのLTEが整備されているエリアでも品質向上に期待が持てます。

ってことでauの800MHzのLTEには期待します。というよりこれに対応してなかったらiPhone5Sに買い替える意味があまりなさそうな気もします。