次期iPhoneの機能に言及するのは異例
AppleはiPhoneだけでなく、製品全てで新モデルについて発表イベントの前に詳細について言及することはあまりありません。特にiPhoneについてはイベントでのサプライズを重視するため、新機能やデザインにおいては厳重な情報管理が行われています。
しかしiPhone7についてクックCEOは前述のような発言をしています。この発言が現行モデルの買い控えを誘発する危険性もありますが、Appleとしてはそれ以上に次期iPhoneへの期待を煽りたかったのでしょう。
革新的機能とは何か?
すでにiPhone7については様々な噂があります。ワイヤレスイヤフォン、ワイヤレス充電、防水、デュアルカメラなどですが、どれも革新的というにはイマイチの印象です。あえて言えばワイヤレス充電でしょうか。これが搭載されればこれまでのiPhoneよりも利便性は一気に上がります。でも革新的というにはインパクト不足な気もします。
クックCEOは同時に「これなしでは生活できないと感じさせる革新的機能」とも発言しており、iPhoneがより生活に入り込んでくることを示唆しています。
今考えられることとしては、Siriがもっとパワーアップするのかもしれません。現在のSiriは質問に答え、また要望に応える形で使われていますが、もしかしたらiPhone7 (iOS10)からはユーザーの行動パターンや嗜好を分析して、先回りで色々提案してくるのでしょうか。非常に楽しみです。
もしかしたらその片鱗が6月のWWDCで明らかにされるかもしれません。楽しみです。