バッテリーの持続時間は確実に短くなっている
iPhone6 PlusからiPhone6sに買い換えて「電池が持たない」ことがずっと気になっていました。確かにiPhone6sではバッテリー容量が減少していて、持続時間が短くなるのは当然かもしれませんが、それでも不便なほど短く感じていました。
そこでiPhoneのバッテリー状態を調べるMac向けアプリ「coconutBattery」で調べた結果が上のスクリーンショットです。出荷時の約8割のバッテリー容量までへたってしまっていることがわかります。通常、半年程度でここまでバッテリーがへたる事はありません。何か問題があったと考えるのが自然でしょう。このアプリでの表示も見るごとに数字が変わっていて、7割台だったこともあります。
80%を切れば交換対象に
iPhoneの購入から1年以内にバッテリー容量が出荷時の80%を切れば、Appleは本体を無償で交換してくれます。おそらく僕のiPhoneの容量が80%を切るのも時間の問題でしょう。その時は交換してもらいます。
Appleもバッテリー持続時間について、何らかの問題を認識している可能性はあります。iPhone6s向けにバッテリー内蔵のケースを販売し、連続使用時間を延ばす工夫を提供しています。もしかしたらiPhone6sにはバッテリーが不安定になる何かを抱えているのかもしれません。その苦情が多くてこのケース販売につながった可能性もあります。
最大の原因は3D touch
バッテリー持続時間は基本的にバッテリー容量に比例しますが、その容量がiPhone6sは6に比べて小さくなっています。原因は3D touchの搭載でバッテリーを積むスペースが小さくなったためと考えられます。
3D touchを積めば便利、でもバッテリーがもたない。Appleも難しい選択をしたのでしょう。なおiPhone SEでは3D touchは搭載されない見込みであり、しっかりバッテリー搭載場所は確保されていると思われます。持続時間も今のような短さにはならないでしょう。