今日、ソフトバンクとヤマダ電機の資本業務提携が発表されました。ヤマダ電機の自社株をソフトバンクが買い取ることで、提携関係を構築します。ヤマダ電機は自社株売却で得た資金で店舗の改装を行うようで、ヤマダ電機の売り場は少しだけソフトバンク色が強くなりそうです。
さて、ソフトバンクはヤマダ電機で何を売るのでしょうか。単純に考えればソフトバンク回線のiPhoneやiPadを売ることになると思われますが、すでにヤマダ電機にはソフトバンクコーナーがあり、あえて資本提携までして強化する必要があるようにも思えません。ヤマダ電機が参入しているMVNO関係の事業展開もありそうですが、それも資本提携までしてソフトバンクが積極的に進める事業とは考えられません。
もしかしたら6月から一般販売が始まるPepperくんをヤマダ電機で売るのでしょうか。30億円かけて実施される売り場の改装もPepperくん販売のためなのかもしれません。でもなんか違う。ヤマダ電機の殺風景な売り場でPeppreくんが展示されていても楽しさを感じることができるか、、、疑問です。
最近のソフトバンクには活気が感じられないとこのブログにも書いてきました。iPhoneを独占的に取り扱い、その独占が崩れるとアメリカに進出の足がかりとしてスプリントを買収し、次はT-Mobile USだ!と言っていた時の勢いはほとんどなくなっています。今回の資本提携もどこか物足りなさを感じます。何がしたいのでしょうか。