2014年4−6月の決算概要 |
この数字にはそのままiPhoneの売上減少が影響していると考えられます。日本では4月以降、iPhoneをはじめとはじめとしたスマートフォン市場が急速に冷え込んだことは既報の通りです。結果としてAppleの日本での売上拡大をストップさせたと推測されます。
また世界的にiPadの売上が落ち込んでいることも気になります。この傾向は前期にもみられており、おそらくタブレットの低価格化、競合商品の増加が影響していると考えられます。この競争環境は日本市場でも同様で、2014年のタブレット販売シェアでもAppleは2位に転落してしまっています。
今回の決算からは日本市場でもこれまで通りのAppleの販売戦略が通用しにくくなっていることが見え隠れします。この成長力低下を受けて、Appleがどのように動くか、気になります。僕としては直営店戦略を加速させ、全国に直営店を出店していく方向に進んで欲しいなー、なんて考えています。