asahi.comインタビュー記事より |
そして、ここで気になるのがiPhone6のVoLTE対応です。KDDIとしてはできるだけ早く3Gでの通話サービスをVoLTEへと移行したいと考えているようです。いくらAndroidスマートフォンがVoLTEに対応しても、一番売れるiPhoneが対応しなければいつまでたっても移行が進みません。アメリカのVerizonもVoLTEへの移行を急いでいると報道されているため、両社がAppleにねじ込む形でiPhone6がVoLTE対応となっていてもおかしくはありません。
VoLTE対応iPhone発売と同時に通話定額を含む料金プランが発表されれば、携帯電話市場は新たな競争時代に突入する可能性があります。そのような競争時代の到来には大いに期待したところです。
ただLTE-Advancedが次期iPhoneに対応する可能性は低そうです。対応するにはアンテナ部分の大幅な変更が必要であり、さらにはバッテリーの消費量などにも影響するでしょう。そうなると端末全ての部分で見直しが必須となり、LTE-Advancedスタートから短期間で小さなiPhoneに搭載するのは難しいと予想します。