なかなかの数です。ただauの場合は150Mbps、112.5Mbps、75Mbpsで重複して免許を取っている場合が多く、この中で実際に「超LTE(下り最大100Mbps以上)」で運用されている基地局数は両者(7746と9796)を足して2で割ったくらいでしょう。
一方で「超LTE」の名付け親ドコモはBand3の150Mbps基地局が961局、Band1の112.5Mbps基地局が7,721局とauとほぼ同等にはなっています。ただauと同じくBand1の基地局は75Mbpsと重複した基地局も多くあり、このすべてが超LTE対応とはなっていません。基地局免許数で考えるとドコモはauを追撃中といったところでしょう。
しかし「超LTE」の運用方法はドコモ有利と言えそうです。ドコモは100Mbps以上のLTEを都心部で運用しているのに対して、auでは郊外での運用が主体です。結果としてドコモの方が多くの利用者をカバーしていくことになりそうです。
速いLTEは正義です |