ただ、iPhone5発売から1年間ずっとLTEの成長を見守ってきた僕は未だにiPhone5のLTE(Band1)エリアが気になります。ほぼ完成しつつあるiPhone5s/5cで使えるLTE (Band18)よりも、まだ成長続けるBand1のLTEのほうが見ていて楽しい、という理由もあると思います。
ちなみにBand1の実人口カバー率は9月末時点で77%にまで向上しているとのことです。エリアは着実に広がっていて、来年3月末の80%台半ばという目標もクリアできそうな気配です。80%台半ばとなれば市町村のうち「市」の多くのエリア、「町」の中心部がカバーされるレベルでしょう。
さらにBand1で注目すべきは100Mbpsエリアの広がりです。Band18では最大でも75Mbpsなので、ドコモが注力する高速化に対抗できるのはBand1だけです。現時点でauの100Mbpsエリアは公表されているだけで(8月末時点)約1,600地点、基地局免許数(9月14日時点)は約4,600まで拡大しています。免許数は着実に増えているので年末頃には「エリア」といえる規模にまで拡大すると予想します。
近畿地方の100Mbps対応地域 |