iBooksはiOSディバイスを購入した後に、インストールを進められる割にPDFビューワーとしての役割しかなかった、かわいそうなアプリでした。しかしiBookstoreの日本での開業でようやく電子書籍アプリとして体をなしてきました。
では日本でどのくらいの人がiBooksを利用している(iBooksアプリをインストールしている)のでしょうか。ヒントは本日発表されたiBookstore開始のプレスリリースにありました。
ここでiBooksアプリは全世界で累計1億3,000万ダウンロード、と公表されています。Appleは日本だけの数字というのを出さないのですが、そういうときに簡易的に計算する方法として「だいたい10分の1」というのがあります。ディバイスの販売台数や売上など、Appleの世界の数字に対して日本の割合は大体10分の1ってことが多いです。
ってことで今回もこれを採用。約1,300万ダウンロードとなります。しかし一人が複数のディバイスを持っていたり、iPhone4からiPhone5に機種変したり、で利用者は複数回ダウンロードしているはずです。おそらくその半分、650万人くらいがiBooksユーザーと言えるのではないでしょうか。
このうち、アクティブなユーザーが何人になるか、さらに増えるのかはiBookstoreの今後の拡充にかかっている思います。