昨日の夕方頃から測定記事が書かれているようです。既に実機が記者に配られ、それぞれの方法でLTEのスピード測定が始まっています。
それは刷新という名の飛躍――iPhone 5が、“iPhoneの創りだした世界”を塗り替える（IT media）
ＬＴＥ対応、大画面化… ｉＰｈｏｎｅ５が行き着いた「完成形」（日経）
IT mediaがソフトバンク版のiPhoneを、日経がKDDI版のiPhoneを試しています。速度は非常に早くなっていますが、特にソフトバンクのLTEの速さが目立ちます。1ヶ所での測定ですが、理論値を超える平均速度になっています。おそらくアプリ側の仕様でこの数値が出ているのだと思いますが、非常に早いことは間違いないでしょう。また理論値に近いことから通信環境がよかったことも想像できます。
一方でKDDI版のiPhoneは4～15Mbpsと落ち着いた速さです。普段のLTEはこのくらいなのかな、と想像していた通りのスピードです。こちらは複数の場所で測られていて参考になります。これまで混雑の酷かった新宿では比較的好成績です。なお上野、名古屋の各駅と成田、伊丹空港ではLTEが圏外だったようです。このままサービスインするなら未熟なサービスといわざるを得ません。ただし、Rev.Bに対応したことによる3Gのスピードアップは顕著です。5～7Mbpsが記録されています。これは期待できそうです。
販売開始まで43時間、両キャリアはどこまでエリアを完成させてくるか、楽しみです。