2012年7月11日水曜日

iPadに表示させたいPDFの保存場所


iPadにはパソコンのDドライブのように何でも保存できる領域はありませんが、アプリごとに保存場所が設定されている場合があります。PDFを保存する場合、一般的なアプリとしてはiBooksがあります。電子書籍アプリとしてiPad購入後にダウンロードを勧めてくるので、既にダウンロードしている人も多いでしょう。iBooks内に保存することで、ネット上にあるPDFもオフラインでも閲覧できます。iBooksのデータはiTunesでもバックアプや管理が出来るのでそれなりに便利に使えます。またGoogle Drive向けアプリ「Google Drive」「GDrive for Google Drive」でもオフラインで閲覧できるようにアプリ内のローカルの保存領域が設定されています。ただこれらはアプリを消去した場合、PDFファイルは消えてしまいます(Google Driveに保存したファイルは消えません)。

そしてもう一つがクラウドです。ディバイスを選ばずに閲覧するとしたらやっぱりクラウド上への保存がベストでしょう。Wi-Fi環境なら多少の容量のあるPDFでも軽く閲覧できます。移動中にiPhoneから確認することも出来るのでぼくはGoogle Driveを活用させてもらっています。

また第三者にそのまま数十MBもあるようなファイルを転送したい場合、昔ならファイル手相サービスを使っていましたが、いまだと「Dropbox」にアップして、そこでURLを取得することで簡単にメールでファイルを共有できます。

ではクラウド上のPDFファイルを印刷したい時はどうすればいいでしょう。もちろん社外で仕事をしていてローカルで繋がっているプリンタがない場合です。そういうときは一旦、iBooks内に保存して「netprint for iPad」のプリントサービスを活用するのがいいと思います。登録したメールアドレスから、指定アドレスに送信するだけでプリント待機状態になり、セブンイレブンの複合機を操作することでプリントアウトできます。

工夫次第でiPadでのPDF閲覧もかなり幅が広がることがわかります。



GDrive for Google Drive
Skyjos




Google Drive
Google, Inc.




Dropbox
Dropbox



netprint for iPad
Fuji Xerox Co., Ltd.


全て無料アプリです。ただ容量拡大やプリント自体は有料サービスになっています。