2012年6月5日火曜日

iOS, Mac OSがSNSを取り込む意味


2週間後のWWDCで新型Macbook Proの発表と同じくらいかそれ以上の注目になっているのがMac向けの新OSの発表でしょう。既に開発者向けのβ版は出回っていて、搭載予定のMac向けiMessage(β版)は一般公開されています。

その新OSで注目されているのがSNSとの統合です。既にiOS5ではtwitterとOSレベルでの連携がなされていて、様々なアプリが自動的にtwitterに繋がるようになっています。例えば写真を撮ってすぐにtwitterに投稿したり、連絡帳のtwitterアカウントと連携して@~でつぶやくこともできます。

これが新OSからFacebookにも対応する、という噂です。MacのOSとFacebookが統合されるよりもiOSと統合されるほうがインパクトは大きいと思います。なにしろ接触頻度がiOSのほうがはるかに高いからです。しかもチャット機能やメッセージ機能はFacebookに搭載されており、iPhoneの連絡帳から直接この機能にアクセスできるようになるのは大きなメリットがありそうです。常にSNSと繋がっている、そんな感じなのでしょう。可能性を感じると同時に不安を感じる部分もあります。

常にSNSへのチャネルを開いている、という利用方法は今まで以上に気を使う必要がありそうです。常に携帯するiPhoneから自動的に情報が発信される可能性もあります。まあ、各種設定を慎重にして、公開範囲をしっかり把握しておくことでトラブルは避けられそうで、今まで以上にFacebookを楽しめるようになる、と思います。