2012年5月17日木曜日

父の日にiPadをプレゼントできるか、できないか

母の日が終わったと思ったらすぐに父の日がきますが、Apple Storeもさっそく父の日ように衣替えしています。父の日にiPadをプレゼント、いいと思います。でもお父さんが使えるかどうか不安、と言う人もいるでしょう。そこで少し考えてみます(お父さんの年齢は60~70歳程度を想定しています)。

まず、パソコンやデジタル製品への親しみ具合

A
・iPhoneを使っている
・写真、音楽をパソコンで管理している
・ブログ、HPを運営している
B
・仕事でパソコンを使っている、使っていた
・ネット通販を使っている
・インターネットで株取引をしている
C
・年賀状をパソコンで作っている
・パソコンでもメールを使っている
・判らないことをパソコンで調べることができる
D
・携帯電話でならメールができる
・カーナビの操作はできる
・電子辞書を使っている

AならプレゼントしてアクティベーションのときにPCとの同期なんかを説明することができそうで、自分で使い方を開拓できると思います。

Bなら初期設定の時に簡単な説明すれば、基本機能は使えるようになるでしょう。その後、徐々に自分で使える範囲を広げて行くこともできると思います。

Cだと、こういうことができる、と逐一できることを説明して使い方を教えればiPadを使いこなせるようになります。Wi-Fiの設定なんかはプレゼントのときにしておくのがベストでしょう。

DだとメールやWeb閲覧、便利アプリなんかでiPadに慣れてもらって、そこから徐々に利用方法を広げていくことになると思います。

一方で、プレゼントする側も求められるものがあります。まずWi-Fiの設定はしてあげましょう、既に自宅にあるなら問題ないのですが、そのままだと業者に頼んで結構いい料金を取られます。次ぎに根気強く説明できる余裕が必要です。自分では当然と思っていることも、0から教えることになります。
あと、常に両親が楽しめそうなアプリがないか気に留めておくことも必要です。両親世代は案外、新しいアプリをダウンロードしません。今の使い方に満足していることが多い印象です。「そういえば最近iPad使ってないねぇ」ということにならないように、両親が気に入りそうなアプリ見つけたときにプレゼントしてあげるのもいいでしょう。アプリのプレゼントはApp Storeからできます。

両親がiPadに慣れてくれれば、遠くで兄弟が集まったとき、孫の顔を見せたいときなんかにFacetimeを通して無料で連絡ができ、凄く重宝します。また携帯電話の小さい画面でメールすることもなくなって、両親の負担を減らすこともできます。

第3世代 iPad スタートブック
ソフトバンククリエイティブ

iPadにはしっかりとした説明書がついていないので、こういう本も一緒にプレゼントするのもいいと思います。両親世代は今まで、テレビ、ビデオ、パソコンと分厚い説明書を読んできた世代です。ぼくらが思っているよりマニュアルを便利に感じると思います。